【受け継がれる味と技】　高橋農園　

■ 親のりんご栽培を受け継いで30年。福島県石川町でりんご農家を営む高橋夫妻は、水稲・野菜・果樹で生計を立てる若手の生産者です。２３０アールもあるりんご栽培を夫婦できりもりする、とても働き者の生産者です。収穫も近いこの時期は稲の刈り取りとりんごの手入れにとても多忙な日々ですが、気持ちよく取材に応じてくれました。

■ご案内する「高徳」は別名「こみつ」ともよばれ、樹上で糖度を１６度前後まで高め完熟させてから収穫されます。小ぶりで生産量が安定しないため栽培が敬遠され、生産量が少なく今では非常に希少なりんごとなりました。「高徳」は究極の蜜入りリンゴと言われるように、蜜が沢山入り、多いものだと蜜の割合が８０％にもなるそうです。

【小ぶりで可愛いリンゴ「高徳」】

■高徳は果実が小ぶりで、やや扁平気味、お尻の部分のくぼみが広い傾向にあります。果肉の色は黄色く、肉質はやや固くしっかりとした歯ごたえがあります。小さいながらに味が濃く、果汁はたっぷりと含まれ甘みと酸味が絶妙なバランスで後を引く感じがします。知る人ぞ知る「高徳」（こうとく）は、昔懐かしい味で、たいへん珍しい品種です。この高徳のおいしさを是非一度は味わっていただきたいですね。 今回の企画は数量限定で50セットご用意しました。是非この機会に絶品の「高徳」こうとくをお召し上がりください。